I believe you☆
あたしは大きい声で
「バカップルがいるよ。」
っと叫んだ。
まわりも「バカップル」っとリズムに乗って
2人をおちょくり始める。
「うるせぇ~な。お前ら黙れ!!」
照れながら怒っている。
「あっ。鈴蘭に良い情報教えとく。」
椅子に再び座り直して
咳払いをした。
「最近、空の奴。
チョー調子がいいから点なんてすぐに決めるよ。」
その時
ガラッガラッ
クラスの扉が開き、空が来た。
えっ。何!!
何事!!
「おっせーよ。空!!」
マフラーしてるけど、寒そうな空。
あたしの心臓、爆発しそう。
「あっ。わりぃ!!
朝、寝坊して遅れた。」
「へぇ~。そう。」
納得いかない様子の唯。