花とキミ*秋・冬
「ねぇ、花菜ちゃん‥」
歩き出して、しばらくすると
尋翔さんが口を開いた。
「‥何ですか?」
「あのさ‥真輝が、
『花菜ちゃんが尋翔のこと
カッコいいって言ってたぞ〜!』
って言ってたんだけど‥本当?」
真輝さん‥‥
言わないでって言ったのに‥
「まぁ‥本当です‥」
もう、隠す必要も無いよね‥
「‥てか、こんなこと聞いてる俺って
そうとうおかしいよね?!
でもさ、花菜ちゃん。」
1人で慌て始めたと思ったら、
急に真剣な声になった尋翔さん。
「‥はい?」
「俺‥ちょっと、自惚れていい?」