花とキミ*秋・冬



「‥何か用?」

『空哉、あんたねぇ‥
まぁ、いいや‥この前のやつ
どうする??』

この前のやつって‥
「あぁ‥あれか。
悪いけど、もういらなくなった。」

「は?!ちょっ‥空哉?!」

呼ばれているのは
聞こえなかったフリをして
電話を切った。

「‥誰?呼んでるみたいだったけど‥」

「別に‥放っといて平気。」

「で、花菜のことも‥
放っておいていいの?」

「‥何‥で。」
何で今更、そんなこと。

俺の疑問が伝わったのか、
藍沢は答えてくれた。

「私‥これでも悪いと思ってるのよ。」



< 177 / 259 >

この作品をシェア

pagetop