花とキミ*秋・冬
思わず言葉を詰まらせた。
---あの人だ‥
綺麗にドレスアップしたあの女の人。
空哉くんも、スーツがすごく似合っていて
あの日みたいにとってもお似合い。
相手‥居たんだ‥
冷静に考えればそうだよね。
なんで、期待しちゃったんだろう‥
空哉くんが振り向きそうになったから、
人混みに紛れた。
今‥笑顔作れる気がしないから‥
---パタン
なんだか泣きそうになったから、
とりあえず会場の外に出た。
「はぁ‥」
ダンスどうしようかな‥
相手居ないから、
終わるまで外にいるしかないかな‥
「花菜ちゃん‥?」
外にあったソファに座って、俯いていると
上から声をかけられた。