花とキミ*秋・冬
「あの‥人違いでした。
ごめんなさい!!」
そう言って頭を上げると、
スゴい近くに茶髪の人の顔があった。
「あの‥えっと?」
何でこんなに近いの?
「‥空哉のお友達かな?
可愛いお嬢様。」
「えぇ‥まぁ。」
空哉くんの知り合いなのかな。
顔も空哉くんとそっくりだし、
違うのは髪の色だけ?
「もしかして‥
空哉くんのお兄さんですか?」
「んーそう見える?
じゃあ、そういうことで♪」
「はぁ‥。」
何か掴み所のない人だなぁ‥
「ところで‥お名前は?」
「あっ‥桜井花菜と言います。」
「花菜ちゃんか‥可愛いねー?」
なぜか、顎を掴まれて
上を向かされている状況。