俺様男子と毒吐女子
「なんで今日は追ってくんのよ。昨日なんか....。」
追って来なかったくせに...。
私は小さく聞こえないように呟いた。
つもりだった。
だけど、
「ふ~ん。昨日、俺が追ってこなかったのが寂しかったんだ?」
どうやらこいつは地獄耳らしい。
ニヤニヤと笑うこいつにある意味図星だった事を言われた私は途端に顔が赤くなった。
「寂しかったならそう言えばいいのにね~?夕ちゃん?」
そんなふざけた事を言ったこいつに殺意が沸いた事は言うまでもない。
「うるさいわね。そんな事誰も言ってないでしょ?自意識過剰なんじゃないの。このナルシストが。」
素直じゃない私はこいつを罵倒した後、紅茶が入っていたカップを置き早々と席を立った。
「いやいやお前、この顔に産まれてみろよ。そんなん誰だって自分カッコいいとか思うだろ。」
なのに、尚も私を追ってまでふざけたことを言う高木。
つーか、さりげなくナルシスト発言してんじゃないわよ。