six Year.








「珂南ーご飯よー」





私はお母さんの声で目が覚めた






でも




さっき起きた時より怠くて




リビングなんかに行く気力も
無かったから






寝たふりをする事にした










しばらくして




お母さんの足音が近付いてきた






"ガチャ"






「珂南ーってあら、寝てたのね」




と小さい声で言った後





「早く起きてご飯食べなさーい!」






とだけ言って






お母さんは出て行った








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