碧い猫。
ガラッと開いた後ろのドア。
恐らくクラス全員が目を見開いただろう。
だってそこにいたのは…
「4組だってさ~♪ ミィシャと一緒とかラッキーじゃん!!」
髪の一部が、オ、オレンジ?!?!
「…最悪。」
オレンジの人の後ろから入ってきたのは、
朝すれ違った…
あの金髪碧眼の美人さん。
「…よりによってなんで櫂と同じクラスなの…。」
「なんか言ったかーい?ミィシャ♪」
「…なんでもない。」
カイ??
ミイシャ??
名前だろうか。