碧い猫。



「そうか。まぁ、席つけ…「あんれー? キューちんじゃん!」



キューちん??



クラスみんなの目が点。




恐らく…



青崎くんのことですよね??




「なんだ、中倉。青崎と知り合いかぁ?」


「そーだよ、センセー。キューちんと俺っちは友達ーっ!」


「その呼び方やめてよ、カイ~」



…仲が良いようだ。



ってことは…



私は左側を見つめる。





お姫様がボーッとしていた。




ミイシャさんとも知り合いなのかな?


「ってか、キューちん4組だったんだねぇ~」


「知らなかったのかよ。」


2人は席についても会話を続ける。




端と端の席なのに。
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