小さなsecretary


「じゃあ今から一時半までお昼休みだ、食堂を利用してもいい一時半にまたここに集合だ。以上解散」

そう言って担当の人が去っていき新入社員たちはばらついていく

お昼どうしよう…


「お昼一緒に食べない?」

ぼーっと立っていた私は一瞬にして我に返った

「あっ!」

話しかけてきた人はさっき声をかけてきた黒髪のいけめんさんだった

「もしかして一緒に食べる人いた?」

答えない私に彼は首を傾けた

「いえっ!私でよければ」

そう言うと彼はふわりと微笑みじゃあ行こうかと言い足をすすめた




ついた先は食堂だった

お昼休みだからかけっこう混んでいた

なんとか端のほうの席をとり座る


「何食べるか決めた?」

「はいっ!オムライスにします」

ここの食堂のごはんっておいしいので有名なんだよねー


「じゃあ俺が買ってくるね」

「あ、私が行きますよ!」

「いいの、女の子は座ってて」

そう言って彼は行ってしまった


なんて優しい人なんだ…

気配りができて女の子に優しい…絶対もてるな、、





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