小さなsecretary


私はオムライスを雅さんはパスタを食べ終わり一息つく


「千歳ちゃんは何課希望?」

「いちお総務課です。雅さんは何課ですか?」

「俺も総務課希望、同じだったらいいね」

「はいっ!」


「そういえば…」

そう言ってコーヒーを飲む雅さん


「秘書課って知ってる?」

「はい、それがどうしたんですか?」

私の言葉に雅さんは驚いた顔をした

「ここの秘書課の制度知らないの!?」

「はい…」

あんまり興味なかったから目を通してなかったし


「ここの秘書課は指名制度、つまり社長が直々に決めるんだよ」

「そうなんですか!それでなにかあるんですか?秘書課に」

「簡単にいえば秘書課は憧れの課なんだよ。女子の殆どが秘書課希望」

あくまで心の中だけどとつけたす雅さん

そうだったんだ…


「でもここ何年か秘書課に誰も配属されてないらしいけど」

「まぁ、私たちには関係ないでしょう」

「そうだね」





そんなこんなで雅さんとメアドを交換してお昼休みは終わった


そのあとまた色々な課に行き学んだ

OLって大変なんだなぁと改めて感じた


そして今日の仕事は終わり帰りは雅さんと途中まで一緒に帰った






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