気ままに生きる
「Cold Air In House」は何か弾いてくれってCharから言われて、CharのJazz Masterを使って弾いたよ。コーラスもやってって言われて、嫌だったけどやった。

「You’re Just Wrong」はライナーノーツにFuzz Harpってクレジットされているけど、これは水にハーモニカをつけて吹いたんだ。ヤードバーズのハープが好きだったから真似しようと思ったけど、できなかったな。

「Restaurant」、「Scooter」は名曲だと思う。「tricycle」とか「Balcony」とか、できあがって聴いてみるといい曲だった。今でもいい曲だね。意外と普通のロックとちょっと違う、異国な感じがするじゃない? イタリアとかフランスとかそういう雰囲気がするよね。

 こういう曲の同じリフをきっちり弾くっていうのはJLCで「Shaining you」や「smoky」なんかから学んだね。それまでは勝手に弾いていてパンクっぽかったな。だけど3人でやるとなるとベーシックなことを求めないといけない、そこできちんと弾くことにしたんだ。ベーシックなところをしっかりやれば、他のところはバラバラ弾いてもおかしくない。曲としてもそういう曲だよね。まあ「Shaining you」なんかもドン・ツ・ドドンってそうでしょ、適当にグジャグジャ弾けないもん。それができない曲だよね。そこでベースってこうやって弾くんだなって思ったよ。
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