気ままに生きる
 Charは「USJ」の時に、スティーブ・ルカサーと一緒にやって、かなり練習したみたい。負けず嫌いだからね。でも俺はルカサーよりCharの方が個性的だと思うよ。ラジオで曲が流れているとCharだって気づくけど、ルカサーは流れていても分からないよ。個性っていうのは、音楽にはとても大切なものだと思う。

 このアルバム発売の少し後の8181ショックフェスのライブでは、俺とCharのふたりでギターとベースのダブルネックを使ってセッションをしたよ。これはCharがお互いにギターとベースのダブルネックで交互にソロを弾いてみようかってアイデアを出して、E.S.Pにつくらせたんだ。ギターのデザインは俺が持っていたシルバートーンみたいな型にしてほしくて、オーダーをしたんだよ。いざ弾いてみると結構大変だったよ。ギターとベースのスイッチを入れ替えるタイミングだとか、ベースからギターに変わった時の音の違いとかね。ギターとベースの弦のテンションがぜんぜん違っていて、弦を押さえるだけでも難しくて苦労したね。
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