気ままに生きる
 Charから電話がかかってきた時に、じゃあドラムは誰がやるのって聞いた。そしたら「ジョニー」って言われて、「ああ、そう」って答えた覚えがある。

 ジョニーがイエロー(1972年結成、垂水兄弟らが在籍したロックバンド、「yellow」「Vibration」の2枚のアルバムを発表)でやっていたのはあまり知らなかった。

 だけどジョニーのことを知ったのは結構前だったよ。ゴールデンカップスの初期のころ大阪のナンバ一番でライブをやっていた時に、ジョニーが楽屋に訪ねてきて軽くしゃべったな。ジョニーが帰りがけにバンドをやろうよって言っていたのが初めての出会い。それから10年以上たって本当に一緒にバンドをやることになるとは思わなかったな。

 JOHNNY,LOUIS & CHARというバンド名はいつ決まったかは知らないけどCharがつけたと思う。

 JLCで最初に音を出した時は、セッションだった。渋谷の地下に練習場があったんだけど、そこでやったな。その時のセッションはコードも何も決めないで3人で適当にばっと弾いているの。何をやったかは覚えてないけど。でもその時はお酒を飲んでみんなでいろんな話をして、音はあまり出さなかったな。

 この時Charとやって、明らかに今の音楽は違うんだなと思ったよ。特にベースラインに対して。俺なんでもいいよなんて言ったけど、ドン・ツ・ドドン・ツって初めてそういう間を空けたベースラインの弾き方を覚えなきゃいけなくなって、「えっ」って思ったよ。昔から自由きままに弾いてたから覚える気もないし、好き嫌いもあるし、そういうのは好きじゃないなってね。

 でもバンドってライブをやっていると、どんどんどんどんみんなが交わってくるからね。まず誰かが先頭に立ってやっていくけど、相手を見てね、やっていくうちにいい化学反応が起きてくるよね。
< 93 / 203 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop