彼からの5日遅れのラブレター


余命を宣告されて、今日で2ヶ月がたとうとしている。

ゆうは、だんだん体力がなくなってきて、歩くのもやっとだ。

季節がだんだん変化し、枯れ葉が風で飛んでいる。

「ゆう、今日は天気がいいね」

「……そうだな〜」

「たまには、お散歩に行こうか!」

ゆうを車椅子に乗せてお散歩に行く事にした。

「お日様が気持ちいね!ゆう、寒くない?」

「あぁ。あずさが編んでくれた膝かけしてるから大丈夫。あずさは、大丈夫?」

「大丈夫だよ!風が気持ちいくらい」

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