COLORS~Clear~
長いような、短いような。
曖昧な時間(トキ)の流れの中。


「透子さん……」


ゆっくりと、その距離が縮まって。
私の頬に。


―とくん…


霧島クンの手が、触れようとした瞬間。


~♪~♪~♪~♪~♪


「!」
「!」


着信音が響いて。


~♪~♪~♪~♪~♪


私の、ケータイ…。


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