甘い誓いのくちづけを
「本日はお忙しい中、Edelsteinのレセプションパーティーにお越し頂き、誠にありがとうございます」
いつもの柔らかい声音とは違う、低く凛とした声。
強い意志を秘めた、真っ直ぐな瞳。
改めて見つめた理人さんは、さっきまであたしに笑みを向けてくれていた男性(ヒト)だとは思えない程、とても遠い人に思えた。
「この度、我社はかねてより親交のあるMon amourさんに多大なるご協力を頂き、来年1月よりウェディング事業に参入する事が決定致しました。このウェディング事業を【Edelstein Wedding(エーデルシュタイン・ウェディング)】とし、今後は我社の基盤となっているジュエリー事業と同様に、力を入れていくつもりです」
彼の言葉に、会場内がワッとざわめいた。
いつもの柔らかい声音とは違う、低く凛とした声。
強い意志を秘めた、真っ直ぐな瞳。
改めて見つめた理人さんは、さっきまであたしに笑みを向けてくれていた男性(ヒト)だとは思えない程、とても遠い人に思えた。
「この度、我社はかねてより親交のあるMon amourさんに多大なるご協力を頂き、来年1月よりウェディング事業に参入する事が決定致しました。このウェディング事業を【Edelstein Wedding(エーデルシュタイン・ウェディング)】とし、今後は我社の基盤となっているジュエリー事業と同様に、力を入れていくつもりです」
彼の言葉に、会場内がワッとざわめいた。