Girl's? collection 1
「さぁ、これで最後の衣装よ。楽しんで行ってきなさい。」
「オッケー。」
ショートカットのウィッグ
髪止めに冗談かというような大きなリボン
そしてジャケットをあえて気崩し
黒いパンツでしめる
またステージへ出ると歓声が響く。
その後からハルカ、チョウ、サヨ、ユズの順で部活のメンバーが出てくる。
まず始めにハルカがマイクを持って挨拶した。
「こほん。えー本日は私達のショーに来ていただき、ありがとうございます。さて、見ての通り私達の部活に新しいメンバーが加わりました。紹介します。」
ハルカからマイクを渡され、まず礼をする。
「如月ナオです。今回モデルをさせていただきました。えっとこれからよろしくお願いします。(ニコッ)」
「「「・・・////////」」」
見ている人が顔を赤くしてるのに気づかないナオキ。残る4人は、
ハルカ「このバカ。」
チョウ「ですわね。」
サヨ「なるほど天然と見せかけ、陰で計算する腹黒系か。」
ユズ「いや~疲れた疲れた。」
と意見様々だった。
「これでGirl's collectionを終了します。ありがとうございました」
拍手喝采でこの日のショーは終わった。
――これから何が起こるか知らずに、この時のオレは笑っていた。