今さらなのよ!
会社から歩いて5分ほどのところに「春川食堂」という昔ながらの食堂があり、隆祐はそこで遅い昼食をとることにした。


「いらっしゃいませ~」


「えっと・・・ああ~腹減り過ぎて選ぶのめんどくせぇ。
日替わりの定食ってある?」



「ありますよ。今日のメインはさわらの塩焼きだけどね。
お若い人にはちょっと物足りないかもしれないから、定食食べながら追加するもの決めてくれる?」



「うん・・・。(作り置きのを取っていくんじゃないんだ・・・ここ。
どんだけ待たされるんだろうな。)」



あまりの空腹にお茶をすすりながらお腹もさすってしまう隆祐に、食堂の女将は漬物とご飯を先に出してくれた。



「えっ・・・。」



「待たせてごめんね。
うちは作りたてをお出しする食堂なの。
でも、あ~んまりつらそうだから、私が漬けたぬか漬けなんだけど、先にどうかと思ってね。

これはサービスだから別料金を請求したりしないよ。」




「おお!らっきー。ありがと、おねえさん!」



「まぁ~おねえさんだなんて。礼儀をわきまえてるお兄ちゃんだねぇ。」
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