千尋くん、千尋くん







すぐさま「大丈夫?」と千尋くんにメールしてみたのだが、返事はまだこないし……。




相変わらず図書室には誰も来ないしで、ものすごくテンションが下がっているのだ。






「ち、ひ、ろ、く、んっと」





暇なので、カウンターの上にあったいらないプリントに、千尋くんの似顔絵を描いてみた。




なんか……ちょっと残念な絵になっちゃった。




これ千尋くんに見せたら風邪が悪化しそう……。







「あぁー……だめだぁ」






いくら千尋くんのことを考えても、ちっともテンションは上がらない。






< 113 / 397 >

この作品をシェア

pagetop