千尋くん、千尋くん







「うん……だけど、千尋くんのファンに怒られそうだからやめておく」





「ぷっ、なにそれ。俺にファンなんかいるの?」





「いるよ。だって、千尋くんカッコいいし」





「へぇ、俺も有名になったもんだな」





そうだよ。




まだ高校に入学して1ヶ月しか経ってないのに、1人でどんどん有名になっちゃって。





う、自分勝手だけど、なんか怒りたくなってきた。










「でも俺は、あるみがいれば何もいらないよ」






「っ………////」









さらりと、そんな恥ずかしいことを言っちゃう千尋くん。





やっぱり……今日は怒らないでおこう。







< 6 / 397 >

この作品をシェア

pagetop