一生分の恋



夕日が二人しかいない教室を照らしていた。



幸せな二人を包んでいた。



「着いたぞ。」

「えっ、もう!?」



目の前には立派な二階建ての家が建っていた。



「梨穂の家より小さいけどな。」

「そんな事ないよ!すごく綺麗!」



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