マジ青い空
小学校5年生の時のことだ。
隣の席になった男の子が、まるで女の子みたいに綺麗な顔立ちをしていた。
私はちょっとでもその子にあやかりたいと思って、いつも遊びに誘った。
いつも近くでその子を見ていたかったのだ。
・・・いま思えば、バカみたいな話だけど。
名前は・・・えっと。
確か・・・そうだ、田島くん。
田島マサトシくんだから、下の名前を読み変えて“ジンくん”って呼んでた。
「・・・・・・あ」
ふふ、そっか。
あれがジンだったんだね?
ごめんね、今まで気付かなくて。
ごめんね、今まで待たせて。
隣の席になった男の子が、まるで女の子みたいに綺麗な顔立ちをしていた。
私はちょっとでもその子にあやかりたいと思って、いつも遊びに誘った。
いつも近くでその子を見ていたかったのだ。
・・・いま思えば、バカみたいな話だけど。
名前は・・・えっと。
確か・・・そうだ、田島くん。
田島マサトシくんだから、下の名前を読み変えて“ジンくん”って呼んでた。
「・・・・・・あ」
ふふ、そっか。
あれがジンだったんだね?
ごめんね、今まで気付かなくて。
ごめんね、今まで待たせて。