レンタル彼氏 Ⅰ【完結】
そうか、和にはバレバレだったのか。

「協力したるから、今度パフェでもおごんなさいよ」


「おお、安いもんよ」

それから、軽く作成会議をして泉をカラオケに誘うことを決めた。
問題はいつ、決行するかだ。


今日、あんな早退だったけどもしかしたら本当に具合が悪かったのかもしれない。
だから、一週間は空けた方がよくない?ってなった。


その翌日。
泉は昨日とは打って変わって、上機嫌だった。


もしかしたら…。


彼氏なのかもしれない。
そう、思ったら胸が苦しくてしょうがなかった。


泉は先生に呼ばれたのか、教室にいない。
その時を狙って和を呼んだ。

それから、俺はあの決行の話をした。

「…………言わない方がいいかな」

和は目を真ん丸にして吃驚している。

「な、なぜ?」


「…………今彼氏いるじゃん」


「はあああああ?!」


そのあまりの声のでかさに周りから注目を浴びる。



「の、和、声でかい」

俺が慌てて和を宥めるが、和はまだ放心状態だった。
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