愛されてなんぼ!
「私一人じゃ大変…」 ガタンッ



倉紘斗は、関係ないかのように
席を立って、かばんを持って
帰っていった。



ちょっと待った。これって、
私一人でやらなきゃいけないよね…。



ありえないし~!!





結局私は、30分ほどかかって
掃除を終わらせた。



〈おー。終わったか。
倉はどこ行った?〉



「多分、帰ったと思います。」



〈あいつ。明日仕置きだな。
もう帰っていいぞ。お疲れ。〉



本当疲れたよ。
明日からは絶対遅刻なんてしないから!





これが私の、高校生活1日目。
そして、倉紘斗との出会い…。









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