°*†13人の執事†*°【新撰組・歴史上人物の子孫達!?】~№1 出会い編~
そこは触れない。
言葉には出さない。
「…なぁ、家に入らないか?」
喋ってはいけない。
でも…呼んでいる声がする。
羚が聞こえなくても…
気のせいだとしても…
「……いやだ」
言うと思った。
「…呼んでいるんだ、行こう。」
不思議とそう言うと、羚は一瞬びっくりした顔をして、…「……ぁ、ああ……」 とためらったがヨレヨレした足取りで歩いた。
ーーー…………。