ネクロフィリア【加筆執筆中】
それからあの、マンションに行く為に外へと出た。



どうしてあのマンションなのか。

そこで会って、始まったからなのだろうか。


また、堂々巡りを俺は繰り返しながら歩く。


「…もう、着いた」

考えごとをしていると、こんなにも到着するのが早いモノなのか。

あの、俺が変だと思うきっかけになったマンションの前。
ここに彼女が落ちてきて。

その姿は幻想的で。魅惑的で。官能的で。


真っ赤な流れる鮮血に俺は釘づけだった。


マンション前の植え込みの前に俺は腰を下ろす。
今、正午を回ったぐらいだ。

藤井さんはどのくらいで来るだろうか。

………果たして来るだろうか。


さっきからそんな不安や、心配ばかり。
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