ネクロフィリア【加筆執筆中】

その翌日、凄く快適に過ごせたのを覚えてる。

死体は公園に埋めた。



きっと、捨てた飼い主は誰かに拾われたんだってホッとする筈。

あはは、私すっごくいい事したんじゃないかな。


そう思ったら、気分は爽快だった。




でも、その上機嫌はそこまで長続きしない。

帰宅した私の耳につんざく様な叫び声が突き刺さる。


両親の喧嘩だった。


理由はクダラナイ事。


私はそっとリビングの扉を開くと、中を覗く。
お互いをそれはもう酷い顔で罵倒し合う両親。



醜い、その顔を見てどんどんと黒い気持ちが私の中へと溜まって行く。


それは最初は塵の様に、細かなモノだったのかもしれないけど。

積もっては、山となって。



いつしか、溢れ出して私を侵食して行った。



グツグツと何かが煮えて行く様に、私の中で沸き上がる黒い感情。

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