ネクロフィリア【加筆執筆中】


殺し方なんてもちろんわからない。


どうしたらいいのかもわからない。



だから、家にあったカッターを持ち出すと、それを公園の物陰に隠れながら思いっ切り子猫に刺したんだ。


子猫だから、弱弱しく鳴くしか出来なくて。
傷付いた箇所からドクドクと血液が流れて行く、その姿を見つめて。



スーっと、何かつかえのようなモノが取れた様な気がした。



今まで、何でこんな楽しい事をしなかったんだろう。


あれ?私、今まで勿体ない事をしていた?



そう、感じてしまった私は既に何かが狂っていたんだ。

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