ネクロフィリア【加筆執筆中】
最初、犯人が捕まったと知って衝撃を受けた。
え?私、捕まったの?って思った。
だけど、それを知ったのは自宅のリビングだったし。
周りに誰もいなかったし。
だから、冤罪か。とすぐに気付いた。
証拠なんてもちろんあるわけない。
だって、犯人は私だ。
どうやらすぐに釈放されたらしい。
そして、この事件は迷宮入りした。
……ああ、私は捕まらないんだ。
そんな虚しい気持ちが私を支配したのを覚えてる。
何とも言えない気持ちだった。
既に私は自分で自分を止める自信がなくなっていた。
人、一人殺した筈なのに。
何でこうも私は変わらないんだろう。
学校に普通に通って、友達と話して、帰ったらご飯を食べて、お風呂に入って、歯磨きして寝る。
そんな普通の毎日。
高校に入るまで、私は彼以外の人間を殺していなかった。
動物は何度か殺したけど。
その時から、何か。
何か物足りなくなっていたんだ。
その何かはわかってた。
わかりきっていた。


