【完結】ヒミツの極秘結婚【社長×秘書】





「大丈夫。必ず俺がなんとかなんとかする」


「……はい。もしわたしに、何かできることがあれば、何でもおっしゃってください。力になります」



わたしは社長のことを信じている。秘書として、妻として……。



「ああ。ありがとう」


「……では、わたしは打ち合わせがありますので、これで失礼致します」




わたしは社長に軽くお辞儀をして、部屋を出た。



本当に、こんなことになるなんて、大丈夫なのかしら……。


社長はもちろん、今は会長にまで協力を求めている状態。このままでは、会社が、社員が……。
……どうしましょう。色々考えたら、頭がいっぱいになってしまって、頭を悩まされている。


社長ったら、もう少し慎重に行動してくれないと……。妻として支えたいし、秘書としても、支えたいけれど……。

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