【完結】ヒミツの極秘結婚【社長×秘書】


「ありがとう、みんな。美優紀はもうすぐ安定期に入る。出産が終わり、落ち着くまでは産休になるが、美優紀の分まで、みんな悪いが協力してくれないか??」

「はい。もちろんです‼」

「みんなには、負担をかけてしまって申し訳ないが、よろしく頼む」

「はい。お任せください」

「皆さん、よろしくお願いします。また必ず現場に復帰します」

「ゆっくりがんばってね。 元気な赤ちゃん、産んでね!!」

「ありがとうございます」

こうして俺たちは、みんなに報告したことで新たな夫婦となり、会社と会長へは、改めてプロポーズしたことと美優紀が妊娠したことを報告した。
会長も美優紀の妊娠のことをとても喜んでくれていた。

これからは美優紀のためだけでなく、お腹の中の子のために、夫として父親として、今よりもがんばっていかないと。
改めてそう感じた。


ーーーーーー……



「社長、改めて本日付けで社長秘書を務めさせていただきます。飯田小枝子(いいださえこ)と申します。よろしくお願い致します」

「ああ、よろしく」

「社長のスケジュールの管理や仕事の内容に付きましては、奥様の美優紀様より引き継ぎがございましたので、ご安心くださいませ」

「早速か。仕事が早いな、うちの妻は」

「他の秘書の方から、奥様は大変、優秀な秘書だとお伺いしています」

「ああ。俺の秘書の中では一日番優秀だな。とにかく仕事が早い」

「ではわたくしも、期待に添えられるように頑張って参ります」
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