時計の針は戻らない。


やばっ!

生徒指導の安東先生。

ダッシュで逃げるしかない!

走り始めた俺の足音に気づいた彼女が、フフッと笑った気がする。










結局、安東先生にしぼられ、すばるに罵られ、小春に笑われ。
たった一回のサボりがこんなことになるとは・・・。

それもこれも、あのカメラ女のせいだ。




時計塔、なにがあった?

俺には関係ないのだけれど、あの表情だけが頭から離れない。

まぁ、よい。
そのうち忘れる。



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【奇跡】なんてことばの意味、 よく知らなかったんだな、私。 もっと大切にしてればよかった。 ちゃんと気づいてあげればよかった。 しっかり伝えればよかった。 あなたはどこにいて、 なにをしてる? あんな約束だけここにおきざりにして、 どこにいるの? 約束の日、約束の場所に 彼は来なかった。

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