君は僕の太陽
バスに乗り、30分がたつ。その道すがらは、私にはわからない。だって、悠貴くんといられるだけで幸せだから。

幸せすぎて、何も聞こえない。何も見えない。


私は、悠貴くんのことが好き。


今、やっと気付いた。




これが、私の運命の人かもしれない。



だから、強くなろう。



恋の花を鮮やかに咲かせるために。


私と、悠貴くんの赤い糸が切れないように。


だけど、悠貴くんは私のこと、どう思ってるんだろう?



もしかして、何とも思ってないのかな。




そんなことは嫌だよ。




悠貴くんに好きと思ってほしい。


だから、私の恋を育てよう。




そして、悠貴くんと結ばれよう。




それが、私にできる、ただひとつのことだから・・・。





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