その女、最強総長【完】
「……痛い?」
心配そうに私の足首を擦りながら、仁は言った。
地面に叩き付けられた机の足が私の足首を巻き込んだのだ。
見事、青タンの出来上がり。
「うぉっ!?」
仁がいきなり私を抱き上げた。
「あっ、仁ずるぅい!」
……助けろよ、リオ。
「歩けるから、降ろせ。」
「ダメ、行く。」
スタスタと私を抱き上げながら、仁は足を進めた。
「俺昼買ってくるね~!」
私達に手を振りながら、リオはあっという間に消えて行った。