その女、最強総長【完】



「ぅうっ……もう、イヤッ、だ。」



咽頭を上げながら、凛はいつの間にか泣いていた。



「私は闇を生き続けないといけないの…ッ光のアンタは私の近くに居ては…ダメ。」


「凛……、俺は凛の事…」

「もう、何も聞きたくないっ!!」



凛は耳を塞ぐ素振りを見せる。


そして、その場で立ち上がった。



「り、ん?」


「アンタとはもう、サヨナラだ。」



タッタッタッ…


勢いよく、走り去る凛の腕を何故、掴めなかったのだろうか。



凛、凛。



俺は凛をアイシテル。



< 253 / 470 >

この作品をシェア

pagetop