その女、最強総長【完】


「こいつが今日からこのクラスに入る……お前何て名前だ?」


ふぅ、よかった、哲が馬鹿じゃなくって。

そのまま、名前を言われてたら一瞬でバレちゃう。


でも……名前…何にしよう?

その時、私の視界には、あれが写る。


「銀!」


思わず、声に出してしまった。

目の前の男の髪の毛の色を……。


「そうか…佐藤銀!…お前等こいつは佐藤銀だ!」


最悪だ…何てネーミングセンスが無いんだよ。

そして、私は今日から"涼宮凛"改め、"佐藤銀"になりました。

< 34 / 470 >

この作品をシェア

pagetop