その女、最強総長【完】
やっぱり、言うのが怖い。
皆、軽蔑するんじゃないかって。
皆、前の様には接してくれなくなるんじゃないかって。
「俺から言う。」
仁が私の不安を察したのか、私の手を固く握り締める。
「凛が、妊娠したんだ。」
反応が怖くて視線を床に落とす。
予想通り、さっきまでのうるささは嘘の様に部屋が静まりかえる。
「凛…………」
私はゆっくりと視線を皆に移す。
「「おめでとう!!」」
流羽以外の声が綺麗に重なった。