【続】SWEET*AFTER7〜ハジメテの社内恋愛〜
「ダメだったのね」


「……おそらく」



あの篠原部長の嘆き方からすると間違いないよね…。


しかも“チャラ男に負けた”ってことは、やっぱり契約を取れたのは三神さんがいる新栄食品だったんだ。



「だから無理だっつったろ?」



拓海さんは特にイライラしたりショックを受けた様子もなく、篠原部長の横を通り過ぎてごく普通にデスクへ向かう。



「あの価格で新栄ほど豪華な弁当は、赤字覚悟じゃないとウチには出来ねぇよ」


「それはそうだけどさぁ…
お前は悔しいとか思わないわけ?」



しょんぼりと肩を落とした篠原部長が、パソコンの電源を入れる拓海さんに声をかける。


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