あんたなんてほんと大っ嫌い! …嘘。大好き。【完】


んでもって

なんとか帰宅いたしました。

疲れたー


―inベッド―


爽也との…


キッ…キスのことは


勇輝に言った方が


いいのかな?


でもこんなの言っても…


どうにもならないし。


怒らしたくもないしな…


それに、再来週は


温泉旅行!! だし。


なんか楽しみにしてる


っぽいからケンカした


ままとか絶対いや!


でも…


う~ん。


……私は、こんな事を考えて

いるときに勇輝が


私の事を疑っているなんて


思いもよらなかったんだ…


――――――――――――――

~2時間前~


*勇輝side


あ~つっかれたー


マジだりぃ。


百合と爽也は


どっか行くし…


何乗るのも3人だし、


百合は楽しそうだったけど


しかも、爽也は


意味分かんねー理由で


付きまとうし。


奈美の気持ちも


考えろっつの


まぁ、百合に会うまでは

俺も女のことなんて


考えたことなかったな…

確かに奈美ってのは


めんどかった。


泣くし、話聞けとか


言うし。


まぁあれも可愛い…のかな?

なんて、だらだらダチと

だべりながら思ってたら

電話がかかってきた。


「勇輝、女かよ?」


「ちげーし。」


なんていいながら


スマホを取る。


知らねー番号…


誰?


まぁいいや


なんて思いながら


「はい。」


と向こうに話しかけた


「あっ黒川~」


出たのは女。


誰だよ、俺の番号


教えたの…


女は名乗った







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