東京+ラブクラフト







「 … そうやってさぁ
お姫様が奥から声かけてくれるまで
そこで犬みたいに待ってるワケ?


――― ずっと、傍にいたのに 」



「 ―――… 」








その言葉でユタカさんは
弾かれたみたいに 奥の部屋のドアを叩く





それからすぐに、ルウちゃんが
奥の部屋からトコトコ出て来て


ハルトさんも
それが分かっていたみたいに
すでに、入口のドアを開いていた









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