初恋は野球の王子様★






…………世界が止まったかと思った………



だって………今………







「望月に佐久間を取られたくない」



「瞬…?どうして瞬なんか」



「見ててわかる。
あいつは俺がずっと何年間も一緒にいた佐久間との時間を、
一瞬で追い抜いてしまう。名前のように」





私は千葉が何を言ってるのかわからなかった














「余裕ないんだ。
俺と付き合ってくれる?」




と言う千葉の言葉が嬉しかった。


もちろん、うんと答えた。







なのに、


千葉が言った言葉が頭から離れなくて





まだ会って間もない瞬を思い浮かんだ。




へんなの。

わたしは千葉が好きなのに。








「千葉って、意外と」

「?」



「繊細なんだね」




気づけばそんなことを口にしていた。


だって、







私、千葉のことこんなに好きなんだよ?


千葉は、心配性だ。




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