初恋は野球の王子様★




「だから、望月先輩も苦労してるのかな…」




納得したような口調で呟くれいなちゃん。




「ん?なに?」




「いえっ!何でもありません」




ふるふると誤魔化すように可愛い笑顔で否定する。




「でも、これでもう誤解はとけましたよね?…私の気持ち分かったでしょう?」




「えっ……?…う、うん」




れいなちゃん…本気なのかな……?




まあ…こんな風に言うんだから、本気だよね…




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