スーパーニート★パラダイス
多喜也は空を見た。

喫茶店のウインドウ越しに見えていた青い空は東の方から徐々にその色を変え、暁く色づき始めていた。

「それじゃあもう一度確認するけど、ウチの劇団“るつぼ”に台本を提供してくれるって事でOKかな?……ギャラとかは出せないけど…」

申し訳無さそうな表情で多喜也は確認する。
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