スーパーニート★パラダイス
「もし部屋を使うなら階段を上がって左の部屋空いてるから」

廊下から声が聞こえる。

だが咲花はそれに返事が出来ない。

まだ、咲花の中で自分の身の振り方が決められていない。

そして返事が返って来ない事は多喜也も折り込み済みで、玄関で靴を履く。

「あッ!」

突然、玄関で短い叫び声が上がった。
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