いつか、また…。
彼の手がかり
「着いた…。」


初めて東京を見るあたしは、そんなに驚きはしなかった。
ほとんど大阪と変わらない。


「よっしゃ!捜索開始や!」


まるで警察官のように、手帳とペンを持って聞き込みを開始した。


――……


「何の手がかりもない…。」


数時間歩き回ったあたしは、既に息が上がっていた。
これだけ聞き回っても、何一つ手がかりがない。
こんな状態で本当に見つかるのか、不安になった。


「後ちょっとで今日は終わろかな…」


元気が取り柄のあたしでも、さすがに疲れていて限界が感じられた。
後何人かに聞いて、今日は終わりにしよう。
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