気づいてください…
「ふぅ~」
ごくごくと水筒のお茶を飲んでいると、さっきの女の子が話しかけてきた。
「鏡さん!私、佐伯澪奈-サエキミオナ-っていうの!澪奈って呼んでくれる?」
「あ!うん^^あたしのことも真由って呼んで!」
「りょーかい!辛い?」
「うん…恥ずかしいけどね」
「あたしも最初は真由みたいだったの…」
そうだよね…
みんな苦労したんだよね…
「そのうち慣れるから!先輩見てがんばって!」
彼女の指先をたどうと…
あたしの大好きな先輩…
「西崎先輩…」
汗が額を流れてキラキラして見える。
「やっぱり…真由も好きなんだ!」
も…って、まさか…
「違うよ!バスケ部ってさ、西崎先輩いるから西崎先輩目当ての人とかも多いんだ」
澪奈は悲しそうな顔でいう。