岬の夕陽
廃墟
史郎はその年の春、大学を卒業すると小さな新聞社に就職した。

そしてある決意を胸に秘めて、8月27日を迎えた。

彼女を東京に連れて帰り、結婚して一緒に生活をするつもりだった。

初めてのボーナスで安物だが指輪も買った。



ところがだった。
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