メガネの下に隠れた表情 (完)
「……でも、メガネをはずしてみたってことは、そうなってほしい、って期待してたってことだよね?」
にっこりと笑うキミ。
でも、いつものようにほんわか笑顔じゃなくて、何かを企んでいるような笑顔。
あ、あれ?
見たことない表情だぞ?
「ねぇ。ちゅーしよっか?」
「はいい!?」
突然の提案に私は驚いて目を見開いた。
今まで、こんなこと、一度だって言われたことない。
もしかしなくても…
ま、マンガ的展開ですか!?