遠い距離


帰宅した後、俺は沙羅さんにメールをした。




―――――――――――

あまり体調が良くなくて…声が出ない。

ごめんな、沙羅。
俺も沙羅の声が聞きたい。会いたい。

―――――――――――




川星さんと沙羅さんを早く会わせてあげたい。


俺にはこれしか出来ないから……


そんなことを考えていたら、こんなメールを送っていた。
< 136 / 315 >

この作品をシェア

pagetop